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2018-12

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雑念

暮れに日本に来て今こちらであるが、ネパールも今年は寒い日が続いているいようである。
ネパールでは政治も寒々としていて、相変わらずで何の進展もない。
新憲法は4度にわたって再再延長を繰り返すがまだできていない。
制憲議会が発足してからもう4年になる。
この4年間政治は何もしていないに等しい。
それこそ政権争い以外何もしていない。
驚きである。
アリストレスは、民主政治が良く機能しない場合、あるいは私的な利益に走るとき、それは衆愚政治に陥ると2,400年前に言っている。

最近、国がどんどん近代化することが本当に良いことなのかと思ったりする。
しかし政治だけは良くなってもらいたい。
政治の目的とは何なのか。
アリストテレスの師のプラトンは正義をもたらすことだといい、アリストテレスは人々がより善く生きることだとした。
オバマは社会保障がゆきとどいた格差のない、あるいは少ない、均等な社会をという考えのようであり、それに対して競争の機会が均等に与えられべきだとする考えもアメリカでは強いようだ。
その考えで行くと、格差も能力に応じて当然だという考えになる。

 そこで思い出すのは中国の中庸の精神、そして「天」の思想だ。
ところが、今その中国が覇権主義に走りつつあるように見える。
人も国も権力と力を持つと碌なことはしない。
資本主義の金、金の世界も同じだ。
私は政治学も社会学も、経済学も勉強していない浅薄な考えしか持ち合わせていないが、そうした諸々の考えを行動の基盤にしたいと思って、もうしばらく活動を続けたい。

 これからなお二、三年、ネパールがこうしたことを続ければ、自分はもう80才になってしまう。
何とはなしに気が急く。
ネパールにはネパールに即した政治形態があっていいと思うし、出来ることならそうしたことに焦点を合わせて活動していきたいと思う。
前回のブログでも指摘したが、今ネパールはよりによって最も悪いかたちで連邦制をひこうとしている。
ああ、折角のネパールが!というのが私のため息である。
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プロフィール

宮原巍

Author:宮原巍
ネパールに住んで45年。
1934年、長野県青木村出身。
1968年トランス・ヒマラヤン・ツアー社(カトマンズ)、1969年ヒマラヤ観光開発株式会社(東京)を設立。その後、ホテル・エベレスト・ビューとホテル・ヒマラヤ・カトマンズを建設。
長年ネパールの観光事業に携わり、ついにはネパールの国籍を取得。
著書に『ヒマラヤの灯火』(文藝春秋刊)、『還暦のエベレスト』(山と渓谷社刊)がある。

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