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2018-11

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カトマンズの朝夕結構寒い

寒い季節は寒いのがいいのだけれど、12月に入って例年より寒い感じがあり、年のせいかもしれないが、朝夕は火が恋しい。
そういえば、ネパールの政治も寒々している。
ただ政争やら何やら繰り返すばかりである。
上が上ならば下々も下々で、私には国民の人心も大いに荒廃しているように見える。
これは必ずや国家の荒廃につながるであろう。
ともかく人々は国の将来のことなどに全く関心を示さず、国民全員が自分に直接利益になることにしか動かない。

先日、雑誌にネパールを14の州に分ける憲法案が載っていた。
タライをベルト状に2つの州とし、中部山岳地帯を民族別に横並びで8つの州として、北の僻地を4つ位これも横にとっている。
私から見れば、これは正気の沙汰ではない。
そんなことが、各政党から選出された委員でなる憲法起草委員会で進められている。

そんな憲法が採択されたら、民族間の対立を助長し国を分裂させるようなものである。
それに経済活動は支障をきたし、開発事業は滞り、北の方の州などは干上がってしまう。
そうした地方はどうやって自治を行うというのであろうか。
また例えば、カトマンズはネワール州としその回りを取り囲むよう別な州があったり、他の州に挟まれて横にひょろひょろと長く伸びた州もある。
どうやって行政を行うというのであろうか。
それによって国が混乱を招けばまさにインドの思うつぼだ。
私はインドの二枚舌である対ネパール政策に以前から疑問を持っていた。
もともとマオイストを庇護し、ネパールを混乱に陥れたのはインドではなかったのか。

それに加えて、最近中国はラサまでの鉄道を伸ばし、カトマンズを通ってお釈迦様の生誕地ルンビニまで敷くのだという。
そして2,000億円のほどかけてルンビニの都市開発を行うのだという。
ネパールは踏んだり蹴ったりである。
自主も自立もあったものではない。
日本の援助は重箱の隅を突っつくような援助をやっている。
もっともその他の国の外国援助もNGOも大同小異である。
今寒く感じるのは、ことさら気候のせいばかりでもないような気がする。
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プロフィール

宮原巍

Author:宮原巍
ネパールに住んで45年。
1934年、長野県青木村出身。
1968年トランス・ヒマラヤン・ツアー社(カトマンズ)、1969年ヒマラヤ観光開発株式会社(東京)を設立。その後、ホテル・エベレスト・ビューとホテル・ヒマラヤ・カトマンズを建設。
長年ネパールの観光事業に携わり、ついにはネパールの国籍を取得。
著書に『ヒマラヤの灯火』(文藝春秋刊)、『還暦のエベレスト』(山と渓谷社刊)がある。

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