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2018-11

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毛派のデモに見るネパールの世相

二週間ブログを休んでしまった。
日本からカトマンズに来て、そのまま空港からポカラに行きパソコンのない所にいて、
一週間前カトマンズに帰ってきたら、今度は毛派の交通遮断デモで動きがとれず、
それやこれやでブログを書く心境でなかった。

ネパールの政情は案の定、混乱をきたしている。毛派は、主要都市で5月2日から昨日の8日まで交通を完全に止めてしまった。
こうなれば、これはもう歴然とした暴力である。
交通遮断は一週間続いて昨日終わったが、政府の庁舎であるシンガダルバールを包囲してのデモは依然続いている。
まさに民主主義とはほど遠い光景である。
私が一番危惧していたることは、何かといえば暴力に訴えるこうしたことであった。

再び書くが、こうした動きのもととなった毛派の動きを、ヨーロッパの一部の国は二年前、ランドマークだと言って持ち上げたことである。
彼らは一体どこに目をつけているのであろうか。いまさらのように腹が立つ。
毛派が交通遮断デモを止めた裏には、一昨日、カトマンズと数箇所の地方であった一般市民のピース・ウォーク・ラ
リーがあった。
これは良識ある人たちの動きであり、また大変な盛り上がりであった。
国民の本意はここにあると思った。こうした動きこそ評価されるべきである。


昨夜ホテルヒマラヤから家に帰ろうとして、ホテルの玄関前の駐車場に国連の自動車の横腹にHuman Rightsと書かれた立派な車が数台止まっていた。
一体彼らは何をしているのであろうか。そんな偽善ぶった活動はもう止めてくれと叫びたくなる。
それにしても、マダブ ネパール首相は良く頑張った。暴力的行動の前で屈しないでもらいたい。

かといって、ネパールの政治的混乱はまだまだ続きそうである。
憲法は5月28日までにはとても出来そうもない。
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プロフィール

宮原巍

Author:宮原巍
ネパールに住んで45年。
1934年、長野県青木村出身。
1968年トランス・ヒマラヤン・ツアー社(カトマンズ)、1969年ヒマラヤ観光開発株式会社(東京)を設立。その後、ホテル・エベレスト・ビューとホテル・ヒマラヤ・カトマンズを建設。
長年ネパールの観光事業に携わり、ついにはネパールの国籍を取得。
著書に『ヒマラヤの灯火』(文藝春秋刊)、『還暦のエベレスト』(山と渓谷社刊)がある。

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