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2018-12

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3年半前の選挙で勝っていればもう少し発言出来たかも

9月3日、また日本に帰ってきた。
私の場合、ネパールを年に3回ぐらい往復している。
日本に発つ前、今度は後継の首相がすんなり決まった。
マオイストの2番手、バブラム・バッタライ氏である。
マオイストの中の穏健派でもあり、イデオローグでもある。
マオイストの地下活動盛んなりし頃、党首プラチャンダと一時意見を異にして、少し距離を置かされたこともあったが今も2番手に変わりはない。

今マオイスト党内には3つの派閥がある。
一つは党首プラチャンダ派であり、次はこのバッタライ派、もう一つはバイディヤ派である。
バイディヤ派は強硬派で、今なお闘争は続いているとして、共産党一党独裁を主張している。
マオイスト兵士の武器庫の鍵を政府に渡したとして、同じ党内でバッタライを批判している。
プラチャンダは一時ほどのカリスマ性をなくし、バッタライに対抗して時にバイディヤの肩を持ったりしている。といってまだ党内の分裂までには至っていない。

新憲法は制定期限を再再延長して、また11月末まで延ばした。
もう3年半が経つ。
私は20年前に民主化された時の憲法を、一部国王に関するところを修正し、それで十分だと思っている。
今度の憲法で連邦制を取り入れ、その中でインド国境に接するタライ平野のベルト地帯を一つの州にするという案もあるようであるが、私は、そんなことをしたらネパールはめちゃ‐めちゃになり将来に必ず悔恨を残すと考えている。
それをするくらいならバイディヤの一党独裁の方がまだましである、とさえ思う。
それともインドの州の一つになるか。
もたもたしているとそんなことにも成りかねない。
まあどれもこれも良くない。

今ルンビニ(お釈迦様の生誕地)を、イスラム教のメッカのように仏教の発祥都市として開発しようという計画が持ち上がっている。
それも中国が金を出すとか何とか言っている。
その手引きをしたのがマオイストの党首プラチャンダだという。
国のマスタープランもないままに場当たり的な開発計画はこれも国をめちゃ‐めちゃにする。
こうしたことの発言力を持つために、3年半前の選挙で勝ちたかったといまさらのように思う。
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プロフィール

宮原巍

Author:宮原巍
ネパールに住んで45年。
1934年、長野県青木村出身。
1968年トランス・ヒマラヤン・ツアー社(カトマンズ)、1969年ヒマラヤ観光開発株式会社(東京)を設立。その後、ホテル・エベレスト・ビューとホテル・ヒマラヤ・カトマンズを建設。
長年ネパールの観光事業に携わり、ついにはネパールの国籍を取得。
著書に『ヒマラヤの灯火』(文藝春秋刊)、『還暦のエベレスト』(山と渓谷社刊)がある。

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