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2018-12

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ネパールの雨季

ネパールの雨季は、ベンガル湾からの低気圧と湿気が北上し、ヒマラヤの山地にぶつかり多量の雨をもたらすもので、それをモンスーンと呼び、大体6月10日ごろから約3ヶ月間続く。
9月に入ると、チベットの高気圧が南下し、ベンガル湾の海洋性季節風(モンスーン)を弱めさせ、やがて雨季は終わる。9月、好天と雨の日は一進一退で、天気の日が次第に多くなるのはその月の後半からである。
しかし、完全に晴れるようになるのは10月の第一週が終わる頃からである。

ヒマラヤ・トレッキングには、それからの1ヶ月がもっともよい時期であるように思われる。
もちろん、それから続く6ヶ月間は乾期で、その間もトレッキング・シーズンということになっている。
といって、6月、7月の花のシーズンも捨てたものではない。
ただ、山麓まで飛行機で入る場合は、天候に左右され飛行機待ちで日程が狂う場合がしばしばある。

今年ゴーキョ谷のトレッキンが2グループあって、7月5日出発のグループは際どいところで予定が狂うことはなかったが、それから10日遅れのグループは、帰り、ルックラで5日間の飛行機待ちとなってしまった。
3ヶ月のモンスーンの期間中、毎日雨というわけでなく、この間5、6日、天気の悪い日が続くことが4、5回ある。
それを除くと結構晴れ間もある。
ネパールの場合、高山植物は6月20日頃から、いろいろと咲き始める。
一週間か10日間ぐらいで、咲く花がどんどん変わる。
標高4,700辺で咲く「青いケシ」は7月末までのこの期間に限られる。

カトマンズの7月、8月は雨が降ってうっとおおしい日もあるが、雨雲が天傘のように盆地をおおい、日本に比べれば格段に涼しい。
雲の切れるときは刺すように強い日差しが照りつけるが、雨季であるのに、からっとした暑さである。
それにしても、気温は30度を越えることはめったに無い。
そして、雨の後の緑は、きらきらと輝きことのほか鮮やかである。

ただ、インド平原に続くタライ平野は、5月中旬から滅法暑い。
行き場のないと感じる暑さがすべてを覆う。
湿度も高い。
でも雨季が終わった後、翌年の3月までは暑くなく寒くなく生活するにも快適な季節が続く。
総じてネパールの自然はなんと、素晴らしいことであろうかと思う。
それなのに、国の政治は嘆かわしいほどの体たらくとなっている。
私の独断と偏見でものを言えば、国民に自立の精神を失わせた外交援助がその元凶である。

例えば、外国援助の活動などは、自分たちの組織存続のために、何かネタを探して活動しているようにも見える。
半世紀経った援助のあり方が、今問い直さなければならない時だと思う。
国連や何々の高官などは、高級を取ってのさばっている。しかも血税を使ってだ。
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宮原巍

Author:宮原巍
ネパールに住んで45年。
1934年、長野県青木村出身。
1968年トランス・ヒマラヤン・ツアー社(カトマンズ)、1969年ヒマラヤ観光開発株式会社(東京)を設立。その後、ホテル・エベレスト・ビューとホテル・ヒマラヤ・カトマンズを建設。
長年ネパールの観光事業に携わり、ついにはネパールの国籍を取得。
著書に『ヒマラヤの灯火』(文藝春秋刊)、『還暦のエベレスト』(山と渓谷社刊)がある。

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