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2018-11

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ネパール政治の後進性

ネパールでは、今も相変わらずネパール的な政治が進行中である。
ネパール的政治とは何も決まらず、互いの足を引っ張り合いで、上の行で「進行」という言葉を使ったが、事態は何にも進展してい。
第四勢力となったマデッシ・フォーラム党(インド国境に続く平原地帯東半分のあたりをマデッシと呼ぶ)のあまり評判が良くないガッチャダ―ル氏も物議をかもしている。
彼は学生時代からの闘士で、死に損なったり、暴力事件で片目を失ったりで、一癖も二癖もある政治屋である。
そういえば、ネパールでは、政治屋ばかりで政治家と呼べる人が見当たらない。これがネパールの悲劇である。

それにしても、統一共産党も救い難い。インドの圧力があるとはいえ、言っていることも何もかもよく変わる。
ここらへんがまたネパール的である。
こうした混乱に乗じて、ガッチャダ―ル氏のような人が発言を強めている。
はっきり言って、国民のことなど少しも考えていないというのが、今のネパールの政治の現状である。
昔、日本とネパールの政治を見て相似形かなと思ったことがあった。
ネパールの場合次元はかなり低いが、それにしてもここ一ヶ月間、日本に住んでその頃の思いを新たにした。

もう少し何とかならないものか。それは誰しもの思いである。
ことによれば今政治の場に居座っている当の本人たちもそう思っているかも知れない。
それが何ともならないというのが政治の世界であるのか、人間社会の宿命なのか。
民主主義がまともに機能しない場合、民主主義はますます混乱を招いているように見える。
これは真の民主化に移行する過程として、受け入れなくてはならないことだと理解しても、
しかししかしそれにしても、もう少し何とかならないかと思われる。
インドに馬鹿にされ、ますますインドの干渉を受けることになる。
それで良くなるのならばいいが、インドはネパールがごたごたしている方が都合がいい、などと考えていないとは言い切れないのである。
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テーマ:国際政治 - ジャンル:政治・経済

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プロフィール

宮原巍

Author:宮原巍
ネパールに住んで45年。
1934年、長野県青木村出身。
1968年トランス・ヒマラヤン・ツアー社(カトマンズ)、1969年ヒマラヤ観光開発株式会社(東京)を設立。その後、ホテル・エベレスト・ビューとホテル・ヒマラヤ・カトマンズを建設。
長年ネパールの観光事業に携わり、ついにはネパールの国籍を取得。
著書に『ヒマラヤの灯火』(文藝春秋刊)、『還暦のエベレスト』(山と渓谷社刊)がある。

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