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2018-12

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この期におよんで

いつまでも拘るようだが、やはりネパールが立憲君主制をはずしたことが良くなかったという考えは今も捨て切れない。
何故かというと、共和制がネパールの民主主義をもたらすとは限らないと考えるからである。
それにネパールの国民性を考えると、もうひとつそぐわないように思えるからである。
そのうちの一人のネパール人は私でもある。
ここに来てネパールの良さと特異性が失われた。
いや失われつつあると感じているからである。

今政治は、ほんの一握りの人たちの思惑で動いている。
もっとも政治とは、本来そういうものであるのかも知れないが、どうも抵抗を感じる。
代議制とは名ばかりである。私はそのことよりそのことによって派生する問題が心配である。
いうなれば、ひとつの病気の合併症というようなことだろうか。

森林に例をとれば、タライ平原やチュレバハール(タライ平原からサブヒマラヤにかけた地域)で何万本もの木が伐採された。
日本人になじみの深いマナスル山麓の針葉樹の森が伐採され、ヤクの背中でチベットにどんどん運ばれている。
この森の再生などは、寒いところなので、数百年が必要であろう。
行政がない、警察力も及ばない、政治の腐敗、無秩序な経済活動、産業がないのにお金だけが動く消費経済、法治国家とも呼べないなどなど、ネパールはちょっとした無政府状態である。

どうもまた愚痴になった。
ただこれを愚痴るだけでなく、なんらかの行動に結び付けようとしたのが、私のネパール国籍取得であり、政党を立ち上げた動機であった。
しかし、悲しいかな前回の選挙で破れ、私の声が届く範囲はいまだ微少である。
次の普通総選挙は、現行の制憲議会が憲法制定を半年延ばしたとすれば来年の4月、1年延ばしたとしたら2年後であろう。
その選挙でも結果を出すことは難しいが、でも次のその選挙までは活動を続けたいと思う。

ここにきてやにわに昭和9年生まれが悔やまれる。
あと数才若かったらと思う。
だが、それは所詮叶わない。
そこで、たとえ数人であったとしても、夢をたくせる若者と勉強会のようなものを持ちたいと考えている。
今はそのための資料〈教本のようなもの〉作成に時間を費やしている。
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プロフィール

宮原巍

Author:宮原巍
ネパールに住んで45年。
1934年、長野県青木村出身。
1968年トランス・ヒマラヤン・ツアー社(カトマンズ)、1969年ヒマラヤ観光開発株式会社(東京)を設立。その後、ホテル・エベレスト・ビューとホテル・ヒマラヤ・カトマンズを建設。
長年ネパールの観光事業に携わり、ついにはネパールの国籍を取得。
著書に『ヒマラヤの灯火』(文藝春秋刊)、『還暦のエベレスト』(山と渓谷社刊)がある。

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