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2019-04

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国民が税金を納めない

3ヶ月ぶりに山の上のホテルに行き、帰りは2年ぶりにルクラまで歩いた。かなりきつかった。
ところでルクラからナムチェにかけて、400軒を超えるロッジがあるという。
こうしたロッジは、一切税金を納めていない。
ホテルのスタッフは給料から税金をひかれる。
彼らより何倍、なかには何十倍もの収入があるロッジ経営者は税金を納めない。
税金を納めないのはロッジばかりではない。

私どもの会社が納めた税金の件については、「ヒマラヤのドン・キホーテ」に書かれている。
それをここで繰り返すのはいやみがあるので書かないが、それはともかく、カトマンズに下りてきたらやたらと目に付いたのは各国の援助団体の車だ。

国民はまともに税金を納めない。各国が援助する。
私は援助が国民を堕落させると思っている。
自立なくして国の真の発展はありえない。
国際援助は変らなくてはならないのだ。
このことも「ヒマラヤのドン・キホーテ」に書いてもらった。

新しい憲法ができ、新しい内閣ができても、きっとネパールは良くならない。
ネパールの国民は甘えている。
私の偏見かもしれないが、それをもたらしたのは援助だ。
このことだけははっきりしている。
これが、今回の5日ほどカトマンズを離れて見聞し、改めて心に強く思ったことである。
誰も国を発展させて豊かな社会を築こうなどとは思っていないように見えた。
外国の援助がものを見えなくしている。そう思った。
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プロフィール

宮原巍

Author:宮原巍
ネパールに住んで45年。
1934年、長野県青木村出身。
1968年トランス・ヒマラヤン・ツアー社(カトマンズ)、1969年ヒマラヤ観光開発株式会社(東京)を設立。その後、ホテル・エベレスト・ビューとホテル・ヒマラヤ・カトマンズを建設。
長年ネパールの観光事業に携わり、ついにはネパールの国籍を取得。
著書に『ヒマラヤの灯火』(文藝春秋刊)、『還暦のエベレスト』(山と渓谷社刊)がある。

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