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2018-12

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独裁か民主主義か

勿論独裁がよいわけがない。この世代で独裁が許されてよいはずはない。
かといって民主主義が至上最高の政治形態なのか。そこで改めてこんな設問をしてみたくなる。
私は、二大政党制であれ多党制であれ、われわれが民主主義だと思っている政党政治に最近疑問を持つ。
私の考えはもっと個人個人が主体性を持つ仕組みがあってもよいのではないかと思う。
それはどんな形態か。
一口で言えば、国会は、個々人が個人の代表を選ぶ代議制にし、個々人〈選挙民は〉は、自分たちが選んだ代表の動向を常に見守り、かつチェックし次の選挙に反映させる。

それでは国会で首相一人選ぶにもまとまらないというなら、国会内の選挙を二重性にし、上位二人ないし三人の決戦投票で決めていく。
また総選挙で立候補者が乱立するなら、くじ引きで限られた人数〈例えば10人〉にしぼって選挙を行なう。
大体、政治の世界だって俺でなくてはなんてことはないのだ。

中央政府は議会制民主主義、地方政府は大統領制をとり、地方代表の大統領に対しては中央政府が大統領の罷免権を持つなどの、中央政府は地方政治に対してある程度の権利を保有する。
また国会には地方政府の議員若干名が地方政府を代表して国会に席を置く。
個々人〈国民〉はパソコンを駆使して常に状況を把握する。
政治学もまともに勉強していない私が、いかに自分の無知をさらけ出すような考えの披瀝であるが、これは私がネパールの政治を見て思ったことである。
この考えを体系付けるのは大変である。

2月23日、ネパールに戻った。
首相は1ヵ月前に決まったが、未だ組閣ができていない。
むべなるかな。本当はこんなことに感心して、肯定などしていてはいけないのだ。
案の定というべきか。
新憲法ができるのかできないのか。
制憲議会ももう3年が経った。
何もしていないに等しい。力ある政党の議員たちはバッタ〈ネパール語で食いっぷち〉をもらって、わが世を謳歌している。
これって、選ばれた議員たちの徒党を組んでの一種の独裁ではないのか、と思う。
規模はムバラクやカダフィに比べれば取るに足らないほどであるが、国民のためを思っていないという点では同じだ。
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宮原巍

Author:宮原巍
ネパールに住んで45年。
1934年、長野県青木村出身。
1968年トランス・ヒマラヤン・ツアー社(カトマンズ)、1969年ヒマラヤ観光開発株式会社(東京)を設立。その後、ホテル・エベレスト・ビューとホテル・ヒマラヤ・カトマンズを建設。
長年ネパールの観光事業に携わり、ついにはネパールの国籍を取得。
著書に『ヒマラヤの灯火』(文藝春秋刊)、『還暦のエベレスト』(山と渓谷社刊)がある。

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