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2018-12

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民主主義は人類にとって永遠の課題なのか

大袈裟なタイトルになってしまったが、ネパールの政治に接しながら、いま世界の耳目を集めているギリシアの騒乱、日本の政治、アメリカを見ていると、ついそんなことまで考えてしまう。
今から2,400年前の古代ギリシアで、すでに民主主義の思想が生まれた。
だが、未だに人類には根づいていない。

強権政治か、民主政治か、中世の封建時代の頃、絶対君主制に誰もそんな疑問をはさまなかった。
そして、17~18世紀、ロックやルソーなどの啓蒙思想家の思想を背景に、市民革命を経て近代民主政治という新しい政治原理が世界に広まった。
それにしてもその後に台頭したファシズムや一党独裁、列強の侵略政策・戦争、ジェノサイド等など、それらは何ともおぞましい歴史を人類の歴史に刻んだことか。
かといって中世の信仰の時代も、そのそしりは免れない。

ネパールでは首相はまだ決まらない。
明日、議会で半数以上とかでなくても、ともかく最高得票者を首相にするという首相選出の議会は開かれる。
はたしてそれで首相が決まるのか。
決まったところで、何かまた同じような権力闘争が続くであろう。それが問題だ。
新憲法を一年延ばしたこの5月末の、議会は新憲法を期限内に制定すると言ってはいるが、何か難しいように思える。

一国の政治は、その国の国民のレベルを反映するというようにも言われている。
日本とネパールの政治を見ていて同感だ。
やはり国民の政治意識が向上しないと政治の質も向上しない。
そして国民が変わらないと政治も変わらない。
昔、日本とネパールの政治の類似性を相似形だと思ったことがあったが、質および規模において、その思いは今も変わらない。
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宮原巍

Author:宮原巍
ネパールに住んで45年。
1934年、長野県青木村出身。
1968年トランス・ヒマラヤン・ツアー社(カトマンズ)、1969年ヒマラヤ観光開発株式会社(東京)を設立。その後、ホテル・エベレスト・ビューとホテル・ヒマラヤ・カトマンズを建設。
長年ネパールの観光事業に携わり、ついにはネパールの国籍を取得。
著書に『ヒマラヤの灯火』(文藝春秋刊)、『還暦のエベレスト』(山と渓谷社刊)がある。

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