FC2ブログ

2018-11

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

新生ネパールはあるのか

ネパールにはネパール暦ビテパトラというのがあって、その暦によればネパールの新年は私たちが使っている暦の4月14日頃にあたる。
そんなこともあって、今から20年ほど前までは、ネパールでは新年、すなわち1月1日は特別な日では無かった。
それが近年祝日になった。

新憲法制定の期限は余すところ4ヵ月。はたして新憲法発布となるのか。
どうも難しい状況にあるようだ。新憲法制定と騒いではや5年が経った。
ただ、それが未だできなくも国は何も変わらないで動いている。
ネパールは日本のような立憲君主制で共和制でない方が良いという考えの私にとっては、下手な新憲法なら出来ない方がましだという考えも拭いきれない。

現代にあっては、民主主義は国家にとって不可欠の条件であると考えられているが、それが疑似民主主義であり、また正しく機能しない場合は、むしろ国を、社会を混乱させる原因にもなり得る、というのがネパールの政治を見ての私の実感である。

主権は国民にあるというが、主権が発揮されるのは選挙の時だけで、その国民の大部分が政治的信条もなく、まだ識字率がどうのこうのと言っている社会で、民主主義はどこまで機能するのだろうか。
それに乗じて、政治家たちは民主主義という言葉をあやつり、国民を手玉に取る。
そう言えばアメリカで、今度は政治集会で銃乱射事件があった。
日本は民主主義にあまりにも敏感だ。それでいながら民主主義が空回りしている。
私はこうしたこともよくよく考えながら、今年もネパールの政治について考えていきたい。
ネパールの政治は、その後も何の変化も進展もない。
スポンサーサイト

コメント

日本とネパールにどれだけの差があるか

ネパールで政治と国民とが乖離している状態は惨憺たるものですが、それでは民主主義国を自称する日本で政治にどれだけ国民が参加しているのかを考えるとお寒いかぎりです。ネパールと日本を比較して違うのは日本にはモノがあふれていることだけではないでしょうか。孫子の世代が生きてゆけるかどうかの瀬戸際に来ている今日、国会議事堂の中はあのザマです。国民の関心もどこ吹く風です。テレビが安っぽい芸人のくだらないおしゃべりに埋め尽くされているのを見るだけで、ネパールの民衆と大差がないことがわかります。

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://miyaharablog.blog2.fc2.com/tb.php/55-9a2a5cf7
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

«  | ホーム |  »

プロフィール

宮原巍

Author:宮原巍
ネパールに住んで45年。
1934年、長野県青木村出身。
1968年トランス・ヒマラヤン・ツアー社(カトマンズ)、1969年ヒマラヤ観光開発株式会社(東京)を設立。その後、ホテル・エベレスト・ビューとホテル・ヒマラヤ・カトマンズを建設。
長年ネパールの観光事業に携わり、ついにはネパールの国籍を取得。
著書に『ヒマラヤの灯火』(文藝春秋刊)、『還暦のエベレスト』(山と渓谷社刊)がある。

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

ご挨拶 (29)
ネパールの政治 (109)
ネパールの観光 (1)

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム

リンク

このブログをリンクに追加する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。