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2018-11

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辞任してしまったマダブ・ネパール首相

これでネパールのまた一波乱か。
私はやめるべきではないと思っていたが、彼が辞めなければ予算審議に応じないなどのプレッシャーもあり、辞めざる得なくなってしまったらしい。
毛派は再び首相の座を占めるとしているが、そうはすんなりいかないと思う。
何せ前にも書いたことであるが、毛派は幾つかの矛盾をはらんでいる。
その問題が解決されない限り、ネパールに民主主義はあり得ない。
もっともこれは今に始まったことでなく、そのこととは別に、今のネパールでは民主主義が機能する土壌がない。

政治家たちは、民主化、民主化と簡単にいうが、それが根付くにはまだまだ時間がかかりそうだ。
今はその過程にあるという見方もあるが、今の政治的混乱を、そう思って受け入れるべきか。
過程であることに違いはないことなのだろうが、しかし、それにしてもかなりお粗末である。
早い話、民主化されてもう20年たった。失われた20年という感じの方が強い。
はっきり言おう。何の進展もない。これがネパールの政治の現状だ。

毛派、ネパール会議派、そして統一共産党。
この3党だけの政治に異議ありとして、マデシ・フォーラムを中心に、弱小の政党が連合を組もうという動きもあり、そうあってもらいたいと思うが、4極になったらますます混乱しないとも限らない。
ともかく毛派は、他党がいうように、毛派兵士の仕分けと何らかの組織への統合、接収土地建物の返還、そしてYCLという暴力団まがいの組織の解体をしなければならないのに、その意思はなさそうだ。
国連や外国外交団は、民主化をいうならばなぜこれを非難しないのか。
次期首相は、ネパール会議派のラム・チャンドラ・パウデルあたりに落ち着くのか。
そんな気がする。

今週明けは、急に高熱が出てブログは休んでしまったが、明日またネパールに行き、すぐポカラにいくのでこれから10日程はまた休むことになる。
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プロフィール

宮原巍

Author:宮原巍
ネパールに住んで45年。
1934年、長野県青木村出身。
1968年トランス・ヒマラヤン・ツアー社(カトマンズ)、1969年ヒマラヤ観光開発株式会社(東京)を設立。その後、ホテル・エベレスト・ビューとホテル・ヒマラヤ・カトマンズを建設。
長年ネパールの観光事業に携わり、ついにはネパールの国籍を取得。
著書に『ヒマラヤの灯火』(文藝春秋刊)、『還暦のエベレスト』(山と渓谷社刊)がある。

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