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2018-11

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国民疎外の(予定通りの)制憲議会の任期延長

案の定、制憲議会の任期は1年間延長となった。
この2年間何をしてきたのか、考えてみれば1990年の民主化以後の政治は何をしてきたのかという疑問にもぶつかる。規制の無い無秩序な民間の開発的事業は進むが、何か世の中ひどく歪みつつあるように感じられてならない。
電力、給排水、道路、教育といった国のインフラに関する将来をにらんだ国家的政策は何一つ示されず、あったことといえば、インドに利権を売り渡すような,アルン川の発電プロジェクトぐらいである。

話はそれたが、任期延長は何故1年なのか。
6ヶ月ということは、制憲議会発足当時にあった話なのでしょうがないにしても、議員は手当てをその間貰えるので、まあ大方そんなことだろうと思っていたが1年は長すぎる。
毛派は、最後の最後までごねていたが、できた芝居をうっていたに過ぎない。
この延長で一番得をすうのは毛派である。
毛派の大所帯を政府の金で維持できるからである。こんなことで一喜一憂する社会が情けない。
問題は何も解決されていない、ただ先送りされたに過ぎない。

この一事をみても、国家、国民を疎外した政治だと私はつくづく思う。
ただ、国民に不満はあろうが、その代表を選んだのは国民自身であるから、本当は何とも言えないことなのだろう。

250年前に、ルソーはイギリスの議会制について「イギリス人が自由なのは、議員を選ぶ選挙の間だけのことで、議員が選ばれるやいなや、イギリス人は奴隷となり自由を失う」と批判したが、今ネパールの政治を見ているとこの言葉を思い出す。
国民の主権が機能するのには、国民の一人一人がしっかりした政治意識をもち、しっかりした市民になるための教育を受け、また学習をしなくてはならないということでもあろう。
しかし、これを言う人は誰もいない。
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プロフィール

宮原巍

Author:宮原巍
ネパールに住んで45年。
1934年、長野県青木村出身。
1968年トランス・ヒマラヤン・ツアー社(カトマンズ)、1969年ヒマラヤ観光開発株式会社(東京)を設立。その後、ホテル・エベレスト・ビューとホテル・ヒマラヤ・カトマンズを建設。
長年ネパールの観光事業に携わり、ついにはネパールの国籍を取得。
著書に『ヒマラヤの灯火』(文藝春秋刊)、『還暦のエベレスト』(山と渓谷社刊)がある。

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