2017-04

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今年のネパールは雨が多い

カトマンズはいま田植え時期に入った。しばらく前、雨が多かったのだが、いざ田植という時になって、ここ数日雨が降っていないという。昨日ポカラから戻ったが、ポカラはよく雨が降る。雨が止みカラット晴れると、これは日本の真夏の暑さとなる。たが日陰に入ると涼しく、ポカラはちょっと蒸し暑い時もあるが、何とも気候がよい所だと思う。



ところで、数日前、選挙は11月19日だという告示があった。いまネパールの政局は会議派、統一共産党、毛派、それにタライのマデッシ・フォーラムの4つの政党のそれぞれの代表4人の協議で動いているのだという。その人たちが真に国を思い協議しているのであればいいのだが、決してそうとは思えないところに問題があると私は思っている。選挙は告示されたが、巷には、そう予定通りにはいかないであろうという声も多くある。



そこにあるのは、政治家たちの権力志向と党利党略しかない。ひるがえって考えるに、少なくも歴代の国王は、国のことを考えていたように思う。しかし、民主主義の名のもとに出てきた人たちは、まず自分のことを考え、そして権力を手にしたい、それだけで行動しているように思えてならない。4人であろうと国王1人であろうと、そこに大した差異はないのが今のネパールである。



そうこうしている間に、素晴らしい自然と、豊富な水資源を持つこの国が、乱開発され、経済活動だけが先行し社会は無秩序に発展している。それなのに社会基盤は何も整備されない。経済格差は広がるばかりである。民主主義と資本主義の悪い所ばかりが取り入れられているのがネパールの現状である、といったら言い過ぎであろうか。このところ、巷に雨が降る如く、わが心にも雨が降る、といった感じでネパールの日々を過ごしている。



話は変わって、この7月7日に長野県小県郡青木村の文化会館で、「ヒマラヤと南極を語る―氷河・環境・観光―」という題名の講演会があります。講師は樋口敬二(名古屋大学名誉教授、元名古屋市科学館館長)、渡辺興亜(国立極地研究所名誉教授・元所長)、上田豊(名古屋大学名誉教授、信州大学山岳総合研究所特任教授)といった人たちで、斯界の第一人者のお話です。私の村でのことでもあり、私の話もちょっと入ります。よろしかったらお出かけください。

問い合わせ等は岩田修二(都立大名誉教授、早稲田大学講師)、電話:0268-49-0670、もしくは042-736-6642です。ヒマラヤ観光(丸山・高橋)でも構いません。午後1時開演、その日は田沢温泉で一泊、翌日は里山歩きといった催しとなっています。

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プロフィール

宮原巍

Author:宮原巍
ネパールに住んで45年。
1934年、長野県青木村出身。
1968年トランス・ヒマラヤン・ツアー社(カトマンズ)、1969年ヒマラヤ観光開発株式会社(東京)を設立。その後、ホテル・エベレスト・ビューとホテル・ヒマラヤ・カトマンズを建設。
長年ネパールの観光事業に携わり、ついにはネパールの国籍を取得。
著書に『ヒマラヤの灯火』(文藝春秋刊)、『還暦のエベレスト』(山と渓谷社刊)がある。

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