2017-06

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大きな進歩か

一昨日(3月14日)、マオイストの二番手バブラム バッタライ首相の内閣が総辞職し、選挙管理内閣が実現した。その首班は最高裁判所長官のキル ラジュ レグミさんという人である。政党は一旦手を引き、その人が首相という名前は使わないが、Chairman of Interim Election Councilという立場で選挙に踏み切ることになった。閣僚も政党人でなく官僚の何人かで構成される。いろいろの反対意見もあったが、ともかく私は、政党政治家たちの思惑は知らないが、これは大きな進歩であると思う。

3ヵ月以内に選挙を実施するという。制憲議会選挙から5年、何も決まらなかったことを考えれば当然の帰結とも思われるが、遅きに失した感がないとは言えない。でもこれから選挙、そしてできた議会は5年の任期という。また失われた5年にならなければよいと思う。

私たちの政党「ネパール国土開発党」そのものは後継者が継ぐにしても、私にとってはこれが国の開発ヴィジョンを述べる最後の機会である。私たちのマニフェストを見たある日本人に、ただ絵が描いてあるだけじゃないですかと言われたことがあったが、ただ私はここで数字を沢山並べても意味がなく、最初にヴィジョンありきだと思の出それを主張していきたい。内容の良し悪しはともかく、このマニフェストにしたところで、ネパールを1,000日以上歩き、ネパールで仕事をしてきた45年間の経験と、それによって得た知識を凝縮させたものだと私は思っている。

ネパール観光の初期から、私はその仕事にかかわり、多額の民間による外国投資を誘い、また、私たちがネパール政府に納めた諸々の税金はこの40年間で7~8千万円は超えている。ただそれなのに、何故かそれだけの税金を納めたビジネスをしている私たちの企業はいつも低空飛行である。その状態は今も変わらない。それはさておくとして、こうしたことの集大成として私は今度の選挙にも臨む。

いよいよ人生の終わりが見えてきた私は、一日一日を大事にしていろいろ協力してくれた人たちに少しでも報いたいと思っている。それはネパールという国に対しても同じように考えている。こんなことを言うようでは、ついに老人の一徹的な考えをするようになってしまったか、とも思ってしまうがそれは偽らざる心境である。

ついでに言えば「皇国の興廃この一戦にあり、天気晴朗波高し」、そんな言葉も頭に浮かんだ。だが、いくら何と言ってもこれはかなりオーバーである。でも国とは言わないまでも、私個人にとってはそんなところにいる。私の言いたいことは、まだまだ人生前途多難だということである。すべてを止めて隠居生活に入れないのが私の悲劇である。いや喜劇か。
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コメント

思いは同じです

宮原さんと同年代に属するヒマ吉には宮原さんのお気持ちがよくわかると思います。
宮原さんの志と比較するのはおこがましいですが、「一日一日を大事にして生きよう」という心境は変わりがないと思います。
ヒマ吉は宮原さんのマニフェストが決して絵に画いた餅ではないと思っています。幕末維新期に苦闘した志士の思いが明治維新で花咲いたように、宮原さんの思いは必ずネパールの将来を変えると信じています。
話は変わりますが、ポカラのホテルは2015年に完成予定だと伺いました。それまではヒマ吉も何としてでも生きていたいと思っています。できれば100番目くらいまでのお客に入り込みりたいと思っているのでよろしくお願いいたします。

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プロフィール

宮原巍

Author:宮原巍
ネパールに住んで45年。
1934年、長野県青木村出身。
1968年トランス・ヒマラヤン・ツアー社(カトマンズ)、1969年ヒマラヤ観光開発株式会社(東京)を設立。その後、ホテル・エベレスト・ビューとホテル・ヒマラヤ・カトマンズを建設。
長年ネパールの観光事業に携わり、ついにはネパールの国籍を取得。
著書に『ヒマラヤの灯火』(文藝春秋刊)、『還暦のエベレスト』(山と渓谷社刊)がある。

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