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2019-01

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ネパールへ帰るに当たって

2週間余の滞在であったが、去る11月、ホテル建設の工事を始めてからポカラでの滞在が主であったが、今日までいろいろなことがあった。

12月21、22日と、われらが政党「ネパール国土開発党」の党大会を行った。ネパール全国から300人の人たちが、半分手持ち弁当で集まってくれた。総選挙はこの4月という声が高く、それを視野に入れての党大会であったが、今の状況ではその選挙は出来そうにない。2年の任期の制憲議会は、その期限内に憲法は出来ず、延期延期で2年半が過ぎた。昨年5月さすがに議会は解散したが、マオイスト主導の内閣は残っている。選挙はしなければならないと言っているが、今のところ何時になるか分からない。ネパールはこうした政治的混乱に陥ってもう10年が過ぎた。

ネパールは民主化したというが、そのデメリットの方が大きいという感じである。今ネパールの国名は「民主連邦共和国」ということになっているが、ネパールに合う政治体制、そして国体といったものがどうあれば一番いいのであろうか。

民主主義は、もともとは政治制度のことを指す言葉であったというが、そうした解釈と理念としてとらえる場合との二通りがあるように思える。制度なのか理念なのか。理念としてとらえる場合はそこに普遍的なものを感じるが、政治制度としてとらえる場合は、国によって様々なかたちが考えられるのではないのだろうか。言いたい事は、ネパールにはネパールに合った政治体制(民主主義)があってよいのではないだろうか、ということである。

例えば選挙制度にしても、立憲君主制にするにしても、大統領制にするにしても、あるいは二院制にするとか、地方の行政はどうするとか、少し無茶な言い方をすれば中枢院的なものを置くとかおかないとか、まあこれはないにしても、ついそんなことまで考えてしまう。それに三権分立というが、立法府である議会が行政の長を選ぶということは、三権分立にはならないのではないだろうか、といった疑問もわく。それはともかく、ネパール人の国民性と歴史を見つめた民主主義であってもらいた。それは共和制ではないように思う。

そんな疑問を抱きながら、私は明日24日ネパールに行き、次回日本に来るのは、5月の連休明けになりそうだ。その頃は新緑であろう。細々ではあるが政治活動は続けていきたい。

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宮原巍

Author:宮原巍
ネパールに住んで45年。
1934年、長野県青木村出身。
1968年トランス・ヒマラヤン・ツアー社(カトマンズ)、1969年ヒマラヤ観光開発株式会社(東京)を設立。その後、ホテル・エベレスト・ビューとホテル・ヒマラヤ・カトマンズを建設。
長年ネパールの観光事業に携わり、ついにはネパールの国籍を取得。
著書に『ヒマラヤの灯火』(文藝春秋刊)、『還暦のエベレスト』(山と渓谷社刊)がある。

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