2017-08

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新年にあたって

時に山河ありというべきか、私はその折々に、高揚と停滞といった感じで、時に起伏を感じる。元旦に一年の抱負とはいわないまでも、今頃は矢張りあれやこれやが頭の中を駆け巡り、それなりにボルテージが高い季節である。特に今年はホテル建設の仕事についたので今はその高揚感が一層強い。

私は1月5日に日本に来た。カトマンズも朝夕は結構寒いが、東京ほどではない。特にこちらは風があって、その風が冷たい。

ポカラは一日16時間の停電である。よる8時頃電気が来て、朝方にはまた停電になり、日中は時に2~3時間電気が来るが、これも来たり来なかったりである。水はカトマンズと違ってまあまあである。だが、これとても、朝方2時間ほどの時間給水である。こうした環境から一気に東京に来ると、電気はまぶしく、交通機関も時間に正確で、すべてが整然と動いているように感じる。やはり日本人は優れた特性がある民族だなと感じる。

日本人とネパール人のどこが違うかと、ネパールのテレビのインタビューで聞かれて戸惑ったことがあったが、本当にどこが違うのだろうか。

  頭のよさ    ○     △    これは私を基準として
  責任感     ×     ○
  勤勉さ     ×     ○

こんな比較をしても詮ないが、要は組織の力で動くのか、個々人の力が結集されずにめいめい勝手に動くのかで、この差が出てくるのではないかと思わないこともない。また、学校を出て仕事についた時、日本の人たちはその後の努力をするが、ネパールの人たちはそこで止まってしまうようなところがある。そもそも学校で身につくのは、知識:10~20%で体験:0。その後の研鑽が本当はものをいうのではないだろうか。

それに、ネパールの政治家に「志」という概念があるのだろうか。「恥の文化」ということも大切なことのように思う。こうした社会を動かす目に見えない原動力が、日本とネパールでは違うように思える。素晴らしい自然と人の住むネパールが、秩序だって、素晴らしいかたちで発展をしてもらいたいと思いながら、今年も仕事をしていきたい。
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コメント

貢献はお金でなくて教育で

明けましておめでとうございます。
ホテル建設が緒についた年頭の、宮原さんの高揚した気持ちが伝わるブログです。

ネパール人についてよく知らないヒマ吉ですが、ネパール人の、特に若者の中には「志」をもった人がいないわけはないと思います。日本はお金による国際援助よりも、そのような若者を見つけて日本に留学させ、「志」をさらに大きく広げる教育を与えることが、遠回りのようでもネパールの真の進歩に貢献できるのではないでしょうか。
誰がその人選をするか。ネパールに精通した宮原さんのような日本人以上にその役割を果たせる人はいないのではないでしょうか。
ヒマ吉の考えは「葦の穴から天井のぞく」かもしれませんが、その方向をお考えいただければありがたいです。

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プロフィール

宮原巍

Author:宮原巍
ネパールに住んで45年。
1934年、長野県青木村出身。
1968年トランス・ヒマラヤン・ツアー社(カトマンズ)、1969年ヒマラヤ観光開発株式会社(東京)を設立。その後、ホテル・エベレスト・ビューとホテル・ヒマラヤ・カトマンズを建設。
長年ネパールの観光事業に携わり、ついにはネパールの国籍を取得。
著書に『ヒマラヤの灯火』(文藝春秋刊)、『還暦のエベレスト』(山と渓谷社刊)がある。

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