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2018-12

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ネパールはどこへ行くのか。

昨日、今日の新聞記事を見ただけでも気がめいるようなことばかりである。

新憲法は5月28日までには出来ないことが決定的となった。
期限延長に関して、今は、6ヶ月にするのか1年にするのか、といったことが討議の対象になっているようである。
多分1年の延期ということになるであろう。議員たちはその方が好ましいわけで、お手盛りもいいところだ。
国民などまったく蚊帳の外だ。問題は国民にもある。
そうした議員を選出していること、1日12時間の停電で、電気がつくと、電気が来たと喜び、この暑いのに水道の水は出ない。この当たり前以前のことにさえ誰も文句を言わない。
カトマンズとパタンの間を流れるバグマティ川の悪臭はすごい。

最近二つのカッレッジで学生たちと話し合う機会があった。
その学生たちは、会議派だ、共産党だ、毛派だと色分けされている。
大政党が大きな影響力を持っている。こうした形でしか社会が動かないのであれば、あと20年経っても、30年たってもネパールは変わらないのではないかと思った。
学生たち同士の話し合いは、お互い自分の意見を強硬に主張するだけで、とても建設的ではないという印象を持った。憲法制定をめぐって三大政党のしていることと似ている。

国連の毛派兵士監視団の代表の,毛派の主張しているマダブ・ネパール首相の辞任がなければ憲法制定に協力できないという発言をうけて、現首相は辞任すべきだという発言には驚く。
たとえそういう状況であったとしても、彼が発言すべきことではない。
人権団体もそうだ。
カトマンズのほかの4都市に出先機関を置いている。ネパール政府は、その4つの出先機関は必要性をないとしているが、国連はその出先の事務所を閉鎖するつもりがない。人権のセミナーを開いてネパール人を啓蒙する必要があると思っているらしい。首を傾げざるを得ない。
ネパールの国民がしっかりしていないからこういうことになるのであろうが、それにしても釈然としないことばかりが多い。
ところで、国連の経費の20%ほどは日本が拠出しているわけであるが、国連の中枢部で働く日本の人は見あたあらない。
もっとも国連に多くを期待することは幻想である。
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宮原巍

Author:宮原巍
ネパールに住んで45年。
1934年、長野県青木村出身。
1968年トランス・ヒマラヤン・ツアー社(カトマンズ)、1969年ヒマラヤ観光開発株式会社(東京)を設立。その後、ホテル・エベレスト・ビューとホテル・ヒマラヤ・カトマンズを建設。
長年ネパールの観光事業に携わり、ついにはネパールの国籍を取得。
著書に『ヒマラヤの灯火』(文藝春秋刊)、『還暦のエベレスト』(山と渓谷社刊)がある。

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