2013-05

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再び制憲議会選挙

私たち弱小政党は1万人の署名推薦者名簿の提出を求められ、一昨日、1万3千人の名簿を提出した。
今回は個人の国籍番号、選挙登録番号の併記が求められ簡単ではなかった。
これで今年11月20日頃に行われるかもしれない制憲議会選挙に参加する資格は得た。

再度の制憲議会選挙、だが、また同じことの繰り返しになるのではないか。
結局会議派、統一共産党、毛派、及びインド国境地帯を地盤とするマデッシ・フォーラムの4大政党が多数の座席を占め、同じ議論を続け、結果は同じことということになる可能性は十分にある。
そしてまた5年、政治は空回りする。

登録を終えた後、テレビのインタビューで、結局は政治家が悪いのではなく、そうした政治家を選ぶ国民が悪い、とかなんとか言ったのであったが、無視されたみたいである。
例えばホテル・ヒマラヤの従業員200名を見ても、やれ会議派だ、統一共産党だ、毛派だといって若者たちも色分けされている。
彼らがどうしてそれら政党色に染まったか、その経緯はわからないが、誰も一旦染まったその支持政党を一向に代えようとしない。
彼らが推す政治家が何をしたかが分かっていても、そして選ばれた彼らを代表する政治家が、私腹を肥やすだけの現実を見てもである。

今カトマンズの街は、道路を広げつつあり、両脇に建つビルも7~8階までではあるが高層化しつつある。
確かに発展はしている。
でも私はどうも釈然としない。
何故か、あまり秩序だった発展のように思えないからである。
ここらへんのことは前回書いた。
ともかく折角の素晴らしい自然を持つネパールには、ネパールの特徴を上手に生かして、世界が目を見張るような発展をしてもらいたい。ネパールはそれが可能な国である。
そのために国のVision が欲しい。
だが政治家たちは何もしない。国民もあまり考えない。
私が釈然としない主な理由はここにある。

私たち政党は、とにもかくにもVisionを示している。
それが全てとはいわないが、次の選挙でも、そのVisionを掲げながら臨みたい。
本当は制憲議会選挙でなく、政策を問う一般総選挙であって欲しいのだが、そうした選挙はいつのことやら。
私の生きている間はなさそうである。
まさに、ネパールは今、民主主義が陥りやすい衆愚政治に嵌ってしまっているといって過言でないように思う。

また悪口になってしまった。
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プロフィール

宮原巍

Author:宮原巍
ネパールに住んで45年。
1934年、長野県青木村出身。
1968年トランス・ヒマラヤン・ツアー社(カトマンズ)、1969年ヒマラヤ観光開発株式会社(東京)を設立。その後、ホテル・エベレスト・ビューとホテル・ヒマラヤ・カトマンズを建設。
長年ネパールの観光事業に携わり、ついにはネパールの国籍を取得。
著書に『ヒマラヤの灯火』(文藝春秋刊)、『還暦のエベレスト』(山と渓谷社刊)がある。

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