2012-07

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ネパールも雨期に入った

ネパールの雨期(モンスーン)は、6月10日頃から始まり、9月中旬に終わる。といっても雨期が完全に開けるのは10月の第一週が終わる頃からである。そして、その後は秋晴れのすっきりした晴天が続くというのが常であった。雨季の間、胸が躍るような土砂降りが何回かあるが、普段は未明に降り、人々が起き出す頃には止んで清々しい朝をむかえる。6月、そうした朝の空気を震わせて、カッコウの声が聞こえてくる。

一般的にいうと、モンスーンの間の天気は、雨期が始まってしばらくは雨の日が多い。7月に入るとちょっと中休みで雨が少なく、次は7月末から8月中旬まで、また雨の日が多い。そして8月末より9月10日頃迄、その頃はどちらかというと長雨が続く。土砂崩れで、道路が閉鎖されたりするのはこの頃である。それは2ヵ月余りの雨で地盤が緩んだところに降るこの長雨のせいだといえよう。

ネパールは大陸性気候〈ただし、モンスーンはベンガル湾からの季節風によって起きるので一概にはそうとも言えない〉ということもあって、こうした天候の周期はかなり定期的であった。しかし、ここ10年近くその周期に変動があるように思う。まず全体的にいうと雨の量が少なくなっている。次に6月、ちょうど田植えの頃になるのであるが、雨が少なくいろいろ支障が起きている。土砂降りが少なくなった。雨季の終わりがちょっと後ろにずれた感じである。

昨年、一昨年を例にとると、11月のもっとも好天が続く季節に、一週間も悪天が続いた。以前はこの季節に天気が崩れても、1日か2日で回復したものであった。そして、1月、2月、乾期でありながら少し不順な天候であったのに、昨年、一昨年は好天が続いた。
こうした天候異変も、ネパールの政治が悪いためバグマンの怒りのせいだと言いたいところだが、これはやはり地球全体の天候異変の一つの現象なのであろう。

ここまで書いて、このブログそのままにしてしまっていたが(一週間ほど)、今年の7月は天気が悪く、ルックラに飛行機がもう一週間以上飛んでいないという。最近天気の予報をするのが難しい。
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プロフィール

宮原巍

Author:宮原巍
ネパールに住んで45年。
1934年、長野県青木村出身。
1968年トランス・ヒマラヤン・ツアー社(カトマンズ)、1969年ヒマラヤ観光開発株式会社(東京)を設立。その後、ホテル・エベレスト・ビューとホテル・ヒマラヤ・カトマンズを建設。
長年ネパールの観光事業に携わり、ついにはネパールの国籍を取得。
著書に『ヒマラヤの灯火』(文藝春秋刊)、『還暦のエベレスト』(山と渓谷社刊)がある。

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