2012-03

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民主主義か独裁か

物事を単純にして事を進めていけばよいのに、何時もどうしてこんなにこんがらかってしまうのだろうか。
身の回りのことも国政にしてもしかり、世の中のことってすぐにこんがらかってしまう。
私など単純化しようしようと思いながら、何時の間にかこんがらがってしまう渦中にいることに気付く。
ネパールの政治家もみな問題を解決しようと思っているのかも知れないが、それでも物事をこんがらがらせてしまっている。
これって人間の自我とエゴがそうさせるのだろうか。

最近、民主主義が時々論議されている。
何も決まらない。力強く国民を引っ張っていくリーダーが欲しい。
だったら独裁なのか。
こうした思いにとらわれるのは、日本ばかりでなく、ネパールにいると余計にそうなる。
ともかく民主主義って何事を決めるにしても時間がかかる。

ネパールの政治は案の定、何の進展もない。
この5月28日には4回も再延長した新憲法制定期限が切れる。
だけどまた決まらないであろうという。ケーセラーセ、なるようになるのでは困る。
それにしても、それで国民が納得しているのであれば、それで良いのかも知れない。
なにもやきもきすることはない。
だけどその間にネパールの国土とあのネパール人の気質が荒廃していくのは気になる。

昨日、原発のある町村への政府や電力会社からの交付金、寄付金のTVを見た。
国際援助に一脈通じる構図だと思った。
そのお金だって元は一般庶民が払った電気代だし、税金である。
それを勝手にあんな風に使う権限を私たちは与えていない筈である。
それを見て思ったことは、社会の在り方を根底から考え直す時に来ているのではないかということであった。
そのための哲学・思想、経済の在り方をである。

ドイツの哲学、フランスの思想、英国の経済。
18~19世紀にそうしたことが基盤となって築かれた社会、その後ファシズム、共産主義と大きく揺れた20世紀を経、さらに豊かさを享受し今に至った私たちの社会に変革はあるのか。
前にも触れたことであるが、ネパールはネパールに適した民主主義、社会の機構を築けたら、それはとても素晴らしいことだと思う。
来週またそのネパールに行くが、そこで未熟であるが自分なりにいろいろ考えてみたい。
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プロフィール

宮原巍

Author:宮原巍
ネパールに住んで45年。
1934年、長野県青木村出身。
1968年トランス・ヒマラヤン・ツアー社(カトマンズ)、1969年ヒマラヤ観光開発株式会社(東京)を設立。その後、ホテル・エベレスト・ビューとホテル・ヒマラヤ・カトマンズを建設。
長年ネパールの観光事業に携わり、ついにはネパールの国籍を取得。
著書に『ヒマラヤの灯火』(文藝春秋刊)、『還暦のエベレスト』(山と渓谷社刊)がある。

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