2012-02

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ネパールの天候不順

ネパールの今シーズンは天候が不順だ。
昨秋の11月、本来であれば毎日晴天が続くのであるが、中4日はさんで2週間国内航空が全く飛ばないほどの悪天候が続いた。
その代り、その後は好天が続いた。
しかし、ここにきてまた天気が悪い。春のシーズンが思いやられる。
うろ覚えであるが、昔はカトマンズからヒマラヤの見える日が150日以上あったというが、今はその3分の1位になっているのではないだろうか。
高い所からは見えているのかも知れないがカトマンズのスモッグが視界を遮る。

急遽用事が出来て、明日から1週間、カトマンズに行くことになった。
以前はネパール航空が直行便で関西空港とカトマンズを週2回飛んでいたがもう4年前からこの便は飛んでいない。
飛んでいた頃は、やれ遅れたのどうのと悪口を言っていたのであったが、無いと不便だ。
そのため日本からの観光客も半減した。
今カトマンズの空港には外国からの便が飛んできて、時には5機以上も駐機している。
ネパール航空が飛ばないのは国の大きいな損失だ。

関西空港直行便が飛ばなくなった理由はネパールの政府にある。
ネパール航空のマネージメントは、政府つきあうのに疲れきって、もうどうでも良いとばかりにやる気を失っている。
その政府が、党利党略、私利私欲をかけて政争ばかりに明け暮れしているのだからどうしようもない。
まだ先は見えない。その間に乱開発が進み、タライのジャングルの木が伐られ、若い農民は土地から離れ外国への出稼ぎに血道をあげている。

マオイストのテロ的闘争で14,000人が死んだ。
そのマオイストは今一番の金持ち集団となって国政を牛耳っている。
党の幹部はプール付きの家に住んでいるという噂もある。
闘争で亡くなった人たちは、何のための犠牲であったのだろうか。
一部の人たちの権力奪取のための犠牲であったとしか言いようがない。
国家とは何か、民主主義とは何か、政治とは何か、そうしたものに対する正しい理解と、それが機能しない限り、国家はますます荒廃していくように思えて仕方がない。
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プロフィール

宮原巍

Author:宮原巍
ネパールに住んで45年。
1934年、長野県青木村出身。
1968年トランス・ヒマラヤン・ツアー社(カトマンズ)、1969年ヒマラヤ観光開発株式会社(東京)を設立。その後、ホテル・エベレスト・ビューとホテル・ヒマラヤ・カトマンズを建設。
長年ネパールの観光事業に携わり、ついにはネパールの国籍を取得。
著書に『ヒマラヤの灯火』(文藝春秋刊)、『還暦のエベレスト』(山と渓谷社刊)がある。

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