2012-01

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ネパール民主連邦共和国、ああ

憲法制定委員会はネパールを、どちらかといえば横割りに14州に分ける案を出したが、やはり暗礁に乗り上げているようだ。
縦割りにする案が検討されているらしい。
当然そうあるべきだが、すんなりそういかないであろう。
それにしても民族別に14も州を作ったのでは混乱を増すばかりだし、また行政にだって経費がかかり過ぎる。
どうしてこんな簡単なことが分からないのだろうか。
結局は国のことなど誰も考えてはいないのだ。
党利党略、私利私欲、それが政治を動かしている感がある。

そういえば、昨日(29日)の朝のテレビ(どこかの民放)で、名古屋市議会の議員のことが放映されていた。
河村市長の議員報酬を半分にするという掛け声で当選した議員が、インタビューで「いざ議員になって議会に出席し、前からの議員たちに接してみると、あの人たちはすごく勉強していることが分かった」というような発言をしていた。
裏を返せば暗に1,600 万円の議員報酬は高くないと言いたげだ。
その議員報酬をもらって、初心は何処化にすっ飛んでしまったらしい。
金に目がくらんだとはこのことで、節操も何もあったものではない。
これって選挙民に対しての詐欺行為じゃないのかな。

はっきり言おう。
ネパールの議員の程度が低いというわけではないが(もっとも議員の中で刑事事件を起こしている者もいるのが現状であるが)、日本はもっとましだと思っていたらまったく同じレベルだ。
以前は相似形をなすと思っていたが、これではまさにどっこいどっこいだ。
ともかく、双方とも嘆かわしいと言わざるを得ない。
選ばれた人が悪いのか、選んだ市民が悪いのか、やはり選挙で選んだ市民が悪いのだ。
そうとしか言いようがない。
日本で今増税だという。
谷垣さんの発言は民主党に向けられていて、国民に語りかけていない。
なぜか空しい。

それにしても、このネパール民主連邦共和国という、アフリカのどこかの国を真似たような国名は聞くたびに溜め息が出る。
これだってほんの一部の人間が決めたことだ。
そのうえ憲法さえ、その少人数で決めようとしている。
選挙民は選挙のときだけ持ち上げられ、その後は羊の群れのごとく、奴隷とまでは言わないが、右向け右、左向け左で従わなければならない。
主権在民などと言われて、われわれはいい気になっているが、国民の主権は国家の主権の前でなにほどのことがあろうや。
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プロフィール

宮原巍

Author:宮原巍
ネパールに住んで45年。
1934年、長野県青木村出身。
1968年トランス・ヒマラヤン・ツアー社(カトマンズ)、1969年ヒマラヤ観光開発株式会社(東京)を設立。その後、ホテル・エベレスト・ビューとホテル・ヒマラヤ・カトマンズを建設。
長年ネパールの観光事業に携わり、ついにはネパールの国籍を取得。
著書に『ヒマラヤの灯火』(文藝春秋刊)、『還暦のエベレスト』(山と渓谷社刊)がある。

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