2011-08

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ネパールへの提言の一つ

アメリカのように二大政党がよいとかいろいろ言われるが私はそうだとは思わない。
大体政党政治が本当に民主主義を実践するのに最適な手段なのか。
何か徒党を組んで押し切ろうとするように思えてならない。
政党を考えないで、例えば次ぎのようなことは出来ないのだろうか。

国会議員は人口に比例させて地区から1人ないし2人を選ぶ。
政党は存在しないのだから候補者は無所属のように個人の立場で立候補する。
立候補するに当たっては、自分の主義と主張を明確にマニフェストに記載し、また一定の数の推薦人を集めることとする(例えば200人とか、その他いろいろな条件を付す)。
首相は、選出された議員〈国会で〉の相互の投票によって選ばれる。
その場合の立候補も一定数の推薦人を集めることとする〈例えば20人とか〉。
そして、その首相が組閣する。大体三権分立というが、日本の場合、議会から行政府の長(首相や大臣)が選ばれるわけだから、厳密の意味では行政と立法が一つになっていると言えなくもない。

それはともかくとして、国会で各議員がどうした考えを示したか、どうした行動を取ったかは細かくコンピュターで報告するかあるいは報告され、選挙民は常にそれを監視し、それを次の選挙の判断の根拠にする。
コンピューターを駆使すればこうした管理は容易に出来る。
選挙民の意思も直接反映することになる。

ネパールの場合にと、5年前に作成したわれわれの党のマニフェストに記載した表を見てもらいたい。(日本語にした)


  議会      定員     選出方法     必要推薦人数   任期


国会  下院    205 総選挙、一部県議会から。 200     4年

    上院    105    一部(10人位)は王宮で  200     6年

               ノミネートと税高額納税者

               幾人か(これも10人位)

 
県議会 45      地方選挙


地方議会

 市議会     21~31     地方選挙        50 4年

 町議会     15~21      〃   30      4年

 村議会      7~11      〃 20      4年


県議会から推薦で、5人は国会議員を兼務する。
上の表では県議会としてあるが、われわれのマニフェストではネパールの行政区を7つに分けて、地方政府として考えている。示した数はこれといった根拠は無い。
上院はチェック機構として考え、決定権は無いものとするが、議案の差し戻し程度の権限を持たせる。

地方議会の首長は、直接投票による。
中央政府は議院内閣制であるのに対して、地方政府は大統領制の形をとる。
議員はもちろん選挙によって選ばれる。
ネパールはネパール独自の民主的な政治形態があってよいと思う。
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プロフィール

宮原巍

Author:宮原巍
ネパールに住んで45年。
1934年、長野県青木村出身。
1968年トランス・ヒマラヤン・ツアー社(カトマンズ)、1969年ヒマラヤ観光開発株式会社(東京)を設立。その後、ホテル・エベレスト・ビューとホテル・ヒマラヤ・カトマンズを建設。
長年ネパールの観光事業に携わり、ついにはネパールの国籍を取得。
著書に『ヒマラヤの灯火』(文藝春秋刊)、『還暦のエベレスト』(山と渓谷社刊)がある。

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