2011-02

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首相は決まったけれど

8ヵ月ぶりに首相は決まったけれど、そのカナール首相とマオイスト派が事前に密約を結んでいたことが明るみに出て、統一共産党内でもそれが問題となって、首相が決まってもう2週間になるのに未だ組閣はされていない。
カナール首相は、前回のブログにも書いたように、自身も共産党主義者であるが、マオイスト派のいう通りになる人物である、と私は見ている。

カナール氏は、17才から政治を志し、7年も監獄に繋がれた筋金入りの政治家なのだが(今は60才)それだけに、一種の危惧を覚える。
私は、暴力さえも否定しないマオイスト派によるネパールの共産化がネパールにとって良いのかと問われれば、とてもよいとは答えられない。
今のままで進み、ネパールが共和制のもと、やがてマオイスト派による独裁体制になったら、もうネパールは終わりだ。
その第一歩はマオイスト派が虎視眈々とと狙っている軍の掌握である。

「淡い期待は常に外れ、悪い予感は常に当たる」これが私の人生だったような気がする。
それでもその期待を見つめ、どうやら今まで生きて来た。
これからもその期待を胸に生きていくことになる。
ネパールのあの素晴らしい人たちと自然が損なわれないでほしい。
そこにこそ私の行動の原点がある。

来週の今日、ネパールに行く。
今回日本の滞在が少し長過ぎた。
日本に長くいると、体も心もなんとなくなまる感じだ。
いつも一ヵ月半ぐらいの滞在であるが今回は2ヵ月半、何か怠惰にときが過ぎてしまったような気もする。
といってネパールの生活だってそう生甲斐に満ちたというわけでもない。
向こうに着くと、まず14時間の停電、水の出ない水道に、「ああ、ネパールに来たのだ」という実感に始まり、徐々に向こうの生活に慣れる。
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プロフィール

宮原巍

Author:宮原巍
ネパールに住んで45年。
1934年、長野県青木村出身。
1968年トランス・ヒマラヤン・ツアー社(カトマンズ)、1969年ヒマラヤ観光開発株式会社(東京)を設立。その後、ホテル・エベレスト・ビューとホテル・ヒマラヤ・カトマンズを建設。
長年ネパールの観光事業に携わり、ついにはネパールの国籍を取得。
著書に『ヒマラヤの灯火』(文藝春秋刊)、『還暦のエベレスト』(山と渓谷社刊)がある。

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