2011-01

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マカイ(トウモロコシのこと)のパ二(雨)

1月末、通常だと今頃から1週間はカトマンズの天気が悪い。
カトマンズ盆地を取り巻く山の2,500メートルをこえるシバプリとプルチョ―キ山の頂上付近に少し雪が降るのはいつもこの頃である。
この雨はマカイ・コ・パ二といって農家にとっては慈雨なのである。
そしてトウモロコシの種などが蒔かれるのでこの名が付けられたのであろう。
これが過ぎると、カトマンズは春の気配がただよう。
そして街のあちこちに見られる白いハタン杏の花がその春の訪れをつげる。
しかし、今カトマンズの街からはそんな情緒は失われた。

ネパールの政治はどうか。未だ明るい兆しがない。
後退あるのみで、何の進展も変化もない。
考えてみれば、今の自分もそうだ。
今回日本の滞在が長くなった。
日本で怠惰と安逸をむさぼっているようでそんな焦りが脳裏をかすめる。
2月中旬までにカトマンズに行くことになる。
その気になっていることは次のようなことにある。

近未来(ここ1~2年)のネパールはどうなるのか。

①新憲法が5月28日の期限内にできた場合:
今年の秋11月か来年4月に普通総選挙が実施される。
そのとき毛派はまた選挙民に脅しをかけ選挙戦を優位に導く。
或いは国民の毛派離れがあり、毛派は政権第一党の座を失う。
しかし、そうなるとまた彼らの闘争が始まり、社会は再び騒乱の巷に追い込まれる。
        
②新憲法ができなかった場合:
議会はまた一年の議会延長に持ち込む。
そうなるとさすがに国民は不満を爆発させ、場合によってはデモが起き、社会は騒然となる。
だが、そのときになってはじめて政治変革が実現するのかもしれない。

③議会が、期限の5月28日、新憲法ができず自発的に解散をした場合:
再び制憲議会選挙を実施する。3年前に逆戻りだ。
その場合、次の選挙はやはり早くて11月、遅くも来年4月ということになろう。
選挙は①のようなことになろう。そして何も変わらない。
そして普通総選挙はいつのことやら。

こうしたことを想定して、「ネパール国土開発党」はどのように行動するのか。
何かを少しでもいいから変えたい。それを視野に入れて2月末より活動を再開したい。
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プロフィール

宮原巍

Author:宮原巍
ネパールに住んで45年。
1934年、長野県青木村出身。
1968年トランス・ヒマラヤン・ツアー社(カトマンズ)、1969年ヒマラヤ観光開発株式会社(東京)を設立。その後、ホテル・エベレスト・ビューとホテル・ヒマラヤ・カトマンズを建設。
長年ネパールの観光事業に携わり、ついにはネパールの国籍を取得。
著書に『ヒマラヤの灯火』(文藝春秋刊)、『還暦のエベレスト』(山と渓谷社刊)がある。

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